きらきらナース、地域で喜ばれる訪問看護師になりたい

社会人経験を経て、2015年4月から新卒訪問看護師としてデビューしました!スタッフに支えて貰いたいながら3年目を奮闘中!

新卒訪問看護師の種を蒔く

先日、仕事終わりに小児総合医療センターへ向かいました。今年の12月で11周年を迎える私の勤務先である(株)フローレンスの社長である内藤が小児在宅看護について講演会を行いました。

内藤は、くれよんを仲間と立ち上げる前から小児在宅看護を行っていました。また、現所長である吉澤も都立神経病院の地域療養支援室から西部訪問看護事業部で小児在宅看護を携わっています。社長とくれよんを一緒に立ち上げたメンバーも小児科や西部訪問看護事業部で小児を沢山経験されているメンバーがくれよんを支えて下さっています。

そんな小児に特化し、20年以上訪問看護を続けてこられた社長の講演には大勢の方がいらしていました。病棟ナース、医師、訪問看護ステーションナース、特別支援学校の教員、留守番看護事業をされているナース、西部訪問看護事業部ナース等、100名を超える方々が聴きに来られていました。

ファシリテーターの富田医師が、「くれよんには人工呼吸器を使用されている利用者さんが27名もいることに驚きました!」と驚いていました。私も驚きました。

そして、社長が10年も看護学校で在宅看護を教えていたことに驚きました。

社長が、講義の中で新卒看護師の私についてお話ししてくれました。

「私が10年間看護学校で在宅看護を教えているのは、スタッフを募集する為なのだけど、10年間誰一人としてスタッフになる学生はいませんでした。だけど、今年やっと新卒訪問看護師が入職しました。実際に決して若くはないですけどね。←(若くないはいらない!)」

「大切に蒔いて来た種にやっと芽が出たので、大切に育てて行こうと思う」

看護学校では、教員らが口を揃えて新卒で訪問看護師は無理!と学生を脅します。だから私はくれよんに実習に来た先生に、学生にそんなことを言わないで下さいと話しています」

「大切なのは、訪問看護をやりたいっていう気持ちなんです」

そんな社長の言葉はきっと、訪問看護師になりたい看護学生の励みになると思いました。

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入職当初から私の新人教育を行ってくれている所長は、一生懸命、新卒訪問看護師の私の成長を見守って下さっています。私と所長の振り返りノートは3冊目になりました。

そして、スタッフの方々も嫌な顔ひとつせずに丁寧に私の質問に答え、ケアする背中を見せて下さっています。最近ではケアする私の背中を見守って下さっています。

私は本当に新卒で訪問看護師が出来るかを、誰が何と言おうと、自分で感じたいと思っていました。

くれよんは、そんな私を快く受け入れてくれています。

私は小・中・高の3人の子育てをしながらの新卒訪問看護師ですが、この子育ての経験が現在の小児在宅看護に活きていると信じていますし、実感しています。

自分を信じて、社長や所長やスタッフの方々を信じて、利用者さんやご家族の方々に喜ばれる訪問看護師になりたいと思っています。

これから、全国で沢山の新卒訪問看護師等が芽吹いて行くのを自分のことのように楽しみにしています。